「納豆は腎臓に良くないって聞いたけど、こな納豆はどうなんだろう…?」
健康に良いイメージの納豆ですが、腎臓が弱い方にとっては少し注意が必要、というのは結構知られている話ですよね。
でも、こな納豆はどうなんでしょう?粉状になっているし、なんだか大丈夫そうな気も…しませんか?
この記事では、そんな疑問を持つあなたに向けて、
- なぜ納豆が腎臓に良くないと言われるのか?
- こな納豆は普通の納豆と何が違うの?
- 結局、こな納豆も腎臓に良くないの?
といった点を、わかりやすく解説していきます!
この記事を読めば、こな納豆と腎臓の関係について、きっとスッキリ理解できるはず。 ぜひ最後まで読んで、日々の食生活の参考にしてくださいね。
なぜ納豆は腎臓に良くないと言われるの?
まず最初に、「なぜ納豆が腎臓に良くないと言われるのか?」について、簡単に解説していきます。
理由は主に「カリウム」と「リン」ミネラル成分にあります。
カリウムとリンは、私たちの体に必要な栄養素ですが、腎臓の機能が低下している方は、これらのミネラルを正常に排出することが難しくなってしまうんです。
体内にカリウムやリンが溜まりすぎると、
- 高カリウム血症:不整脈や心停止を引き起こす可能性も
- 高リン血症:骨や血管に悪影響を及ぼす
といった、体に良くない影響が出てしまうことがあります。
納豆には、このカリウムとリンが比較的多く含まれているため、「腎臓が悪い人は納豆を控えた方が良い」と言われているんですね。
こな納豆って普通の納豆と何が違うの?
では、こな納豆は普通の納豆と何が違うのでしょうか?
こな納豆は、その名の通り、納豆を乾燥させて粉状にしたものです。
製法以外は、原材料も栄養成分も、基本的には普通の納豆と変わりません。
つまり、こな納豆も、普通の納豆と同じようにカリウムやリンを含んでいるということになります。
「粉状になっているから、なんだか大丈夫そう」と思いがちですが、残念ながら、腎臓への影響という点では、普通の納豆と大きく変わらないと考えた方が良いでしょう。
結局、こな納豆も腎臓に良くないの?
結論から言うと、腎臓が弱い方は、こな納豆も控えた方が良いと考えられます。
先ほど説明したように、こな納豆も普通の納豆と同じようにカリウムやリンを含んでいるからです。
もちろん、腎臓の状態は人それぞれですし、摂取量によっても影響は変わってきます。
「絶対にダメ!」というわけではありませんが、積極的に食べることはおすすめできません。
もし、こな納豆をどうしても食生活に取り入れたい場合は、
- 必ずかかりつけの医師や栄養士に相談する
- 摂取量を少量に抑える
- カリウムやリン吸着薬を服用している場合は、指示に従う
といった点に注意するようにしましょう。
まとめ|腎臓とこな納豆、上手に付き合おう
今回の記事では、
- 納豆が腎臓に良くないと言われる理由
- こな納豆と普通の納豆の違い
- 腎臓が弱い人はこな納豆も控えるべきか
について解説しました。
今回のポイントをまとめると…
- 納豆もこな納豆も、カリウムとリンを多く含む
- 腎臓が弱い人は、カリウム・リンの排出が苦手
- こな納豆も、基本的には控えた方が安心
- どうしても食べたい場合は、専門家への相談が必須
となります。
腎臓病と食事は、切っても切れない関係です。 自己判断で食事制限をするのではなく、必ず専門家と相談しながら、自分に合った食生活を見つけていきましょう。
この記事が、あなたの食生活のヒントになれば嬉しいです。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
免責事項
この記事は、一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断や治療に代わるものではありません。個々の症状や状態については、必ず医師や専門家にご相談ください。
コメント